呉服屋さんに行く

初心者さんは基本的にはこれが一番だと思います。

なかなか最初に入るのは、いろいろおすすめされそうでこわいような気もしますが、まずは何が必要なのかを確認するためにも行ってみましょう。

着物って、種類もいろいろあるし、着物・帯だけでは着ることが出きません。長襦袢（ながじゅばん）や肌着類、その他小物も必要です。

そもそも着物の小物って名前がわからなかったりしますよね。
だてじめって何！？みたいな。
最初から全部自分で調べて、コーディネートするのはなかなか困難です。

もし、いざ着ようと思ったときに足りないものがあったり、あなたが知らず知らずにおかしなコーディネートだった場合、知った時に恥ずかしい思いをすることになるかもしれません。

そこでアドバイスをくれるのが呉服屋さんです。

mamakoもかつて、とある呉服屋さんで働いておりました。
基本的に着物好きな店員さんが、きいてもいないことまで説明してくれるくらいなんでも教えてくれます。（もちろんそうでない店員さんもいるでしょうが）

とはいえ…呉服屋さんてなんだか敷居が高い・・・

|дﾟ)　ですよね。

店頭に並んでいるものも、庶民派のmamakoには現実味のない値段だったりします。ちらっとのぞきたいだけなのに、「素敵でしょ～こちらはね～あれでね～これでね～」と声をかけられたら逃げられない雰囲気というお店も実際あります。あの圧はなんでしょうか・・・？！どきどき。
（mamakoは、呉服屋に限らずこういうお店がなくならないかなぁと長年心底願っています）

とはいえ！
なんでも教えてもらえるし、うまく利用しましょう。

まずは最初に、なんにも知らない全くの素人であることを伝えましょう。

着物のことが一切わからないことを伝えれば、最初に用意するべきものを紹介してくれます。
着物にはとてもいろいろな種類があります。
洋服でいうところのカジュアル（普段着）なのか、フォーマルなのか、
その中にもワンピースなのかパンツスタイルなのか、といった感じですかね。

それによって選ぶ着物もコーディネートも変わってくるので、そもそも用意するものが違ってくるのです。とびきり上品なワンピースなのに、めちゃくちゃ安物のビーチサンダル履いてたらおかしくないですかっていうことです。

なので、着物を始めたいと思ったら、まずは自分がどんな時に着たいかをイメージする必要があります。呉服屋さんであればカジュアルなものからフォーマルなものがどんなものなのか、実際に着物や雑誌を見ながら説明してくれるのでわかりやすいと思います。

それによって必要な小物類も少しずつ違ったりするので、まずは自分が着る着物はどんなものなのか、それに必要な小物もはどんなものなのか聞いてみましょう。

実際に着物を買うのは、いろいろなお店を見てからでいいと思います。

洋服と同じで、好みの着物を扱っているお店が必ずあると思うので妥協して買う必要はありません。絶対店員さんのおすすめだけで流されず、気に入ったものを買ってくださいね！

…なんて言ったら、お店の方に怒られてしまいそうですが。

着物ってもちろん何枚も持ってたら楽しいと思いますが、たった1枚お気に入りを持っているだけでも充分楽しめるものです。

あなたのお気に入りを買って、大事に着物を楽しんでもらえるのが1番いいかなぁと思います。もちろんお金や保管場所に余裕があれば、お気に入りが日に日に増えていくのも幸せですね♪

また、呉服屋さんで一番おすすめできるのは、自分のサイズでお仕立てできるということ。仕立てに関しては、また別の記事でご紹介しますが、着物は自分の体にあったものを着用することが一番です。
浴衣のように、すでに形ができあがっているものから入るのももちろんいいと思いますが、自分サイズでつくった着物はなんと着付けやすいことか。

着付けが下手なのではなく、そもそも着物が体型にあっていないためにうまく着れていない人って結構います。いつでも誰かに着せてもらえるのであればすでに出来上がっている着物でもいいと思いますが、着付けも自分で頑張ろうという方にはぜひともマイサイズの着物を手に入れてほしいですね。

呉服屋さんではしっかり寸法をはかって仕立ててくれるし安心です。

また、着物には着るべき季節、時期があったりします。

お仕立て期間等を考えて、呉服屋さんでは先取りした着物を用意してくれているので、着る日程も考えてお買い物できるといいですね。