着物ってそもそもどうやって用意したらいいのでしょうか。
着たいなぁとは思うけど、持ってないし…
どういう着物があったらいいのかわからないし…
mamakoの家には、当たり前のように祖母の着物があったので、母に頼んで出してもらうところから始まりましたが、「うちには着物がない」という家庭も結構ありますよね。そんなときはどうしたらいいか。ご参考までにご紹介します。
まずは、どういった時に着たいのか想像してみましょう。
着物には種類があります。
わかりやすいところだと結婚式のときに母親が着る黒留袖(くろとめそで)。これって普段から着るものではないことはわかりますよね。ではその他の参列者が着る着物ってどんなものでしょうか。
ご親族であれば、黒留袖と同じような柄付けで着物の色が違う色留袖(いろとめそで)。ご友人などは訪問着(ほうもんぎ)や未婚の方なら振袖(ふりそで)もあります。その他付け下げ(つけさげ)や色無地(いろむじ)。
これらがだいたいフォーマルなときに着用する着物です。
そして普段着として着るのが、紬(つむぎ)や小紋(こもん)といった着物になります。浴衣(ゆかた)もこの部類ですね。
結婚式などではなく、観劇やちょっとしたお食事会、そんなおおげさなことではなく、お友達と会ったりお散歩するときに着るのものいいです。これがカジュアルなときに着用する着物です。
では、あなたが着たいのはフォーマルな着物?
それともカジュアルな着物?
これを先にイメージしておかないと、普段着たいのに訪問着を買ってしまい着る機会がない。逆に結婚式のお呼ばれで着ようと思っていたのに小紋で着れなかった。ということが起こるのです。
着物の難しいところの1つに、フォーマル用だから高価ということではないということがあると思います。
例えば、カジュアル用とされている紬の中でも、大島紬(おおしまつむぎ)はとても有名ですが、つくられる工程を知ると、どれだけ大変な作業か職人さんの技術に感動します。そういった手の込んだものはどうしても高価になりますね。
着物を着る方の中でもとても人気があり、憧れの着物といわれるほどです。
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でも大島紬、これってすごくいいお着物だから結婚式に着ていこう!はダメです。最近では紬でも訪問着仕立てといって、セミフォーマルに着ていけるものもあるので、一部カジュアルウェディングであれば着用できる場合もありますが、基本的には紬はジーパンみたいなもの。
めちゃくちゃビンテージのおしゃれジーンズを結婚式で着れますか?
こたえはNOだと思います。
そんなわけで、着物は着用できる機会をイメージして用意する必要があるのです。着物種類については別の記事でご紹介しますが、まずはあなたがどのような時に着たいのかイメージしてみてください。
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