こちらも着物といえば、の定番なお買い物スポットですね。
着物は上手に扱えば、長年着用可能な便利なものです。
リサイクルだと、通常の呉服屋さんと比べてお値段もお安いものが多く、最初に持つにはいいかもしれません。今ではないような柄や生地感がたまらなく素敵な物も運が良ければ出会えるかもしれません。
ただ一番大事なのが、寸法があっているかの判断ができるか、目立つところにシミなどないか、といったことがわかるかどうか、です。
安いことにつられて買ってみたら、失敗した~という話は何度も何度も聞いたことがあるので注意が必要ですね。
まず、寸法に関してはやはり基本的に小さいです。
昔の人って小柄で、手の長さも短いことが多く、身長がある方の場合結構きこなすのが難しいかもしれません。見た目が素敵でも手首が見えてしまってたり、いかにも縫い目の位置があっていないものを着ていると、やっぱりちょっとカッコ悪いです。
どんなに気に入ってもサイズがあわないと思ったらあきらめましょう。
(縫い代部分がかなり残っている場合には、仕立てなおしでわずかながらにサイズを変更することができる場合もありますが、仕立て直しにとてもお金がかかったり、生地がヤケて縫い代部分と色が変わってしまっていることがあるのでおススメしません)
また着物の場合、サイズが尺(しゃく)で記載されていることが少なくありません。cmで書いてくれないとわからないよーと思ったら、お店の方に聞きましょう。
その際、「これは何センチなのか」という聞き方より
「私は身長が〇センチですが、このサイズで着れますか?」という聞き方のほうがいいと思います。なぜなら、着物にはおはしょりという部分(帯の下にある腰のあたりで着物の生地をたくしあげた部分)があるため、サイズがわかったところで自分が着れる長さなのか判断ができないからです。
もちろん、事前にサイズを調べていくのが1番ですが、ぷらっと立ち寄ってしまいマイサイズ情報がない場合は上記のきき方がよいかと思います。
次に注意したいのが、シミや虫食いです。
意外と大事なところにシミがあるのに気づかず、着用してみたら「がーん」ということもあります。
くまなくチェックしたいところですが、特に着るときに出てしまう部分にシミや汚れがないか確認してください。もちろん、前の方が着ていたからこそのシミが1番多いので、着た時にどうしても出てしまう部分にある場合はちょっと考えた方がいいかもしれません。
大丈夫かなぁと思っても、いざ着てみると結構気になるものです。
また、長年しまわれていた着物の場合、虫食いで穴があいていることも少なくありません。また、生地がヤケていることもあります(ずっと日のあたるところにシャツを干していたら色が変わってしまった、というのと同じような現象です)。
呉服屋さんもそうですが、買うなら絶対試着することをお勧めします。
サイズももちろんのこと、シミや汚れは着てみて確認するのが1番です。
どうしても試着が難しいようなお店であれば、少し広げさせていただいてしっかり確認しましょう。
肌着などの消耗品はあまり扱っていないことも多いですが、着付けに必要な小物は安く手に入ることもあるので、状態がよければあわせてゲットするのもいいですね。
ちなみに、草履や下駄はあまりオススメしません。
やはり長い年月がたつと鼻緒(はなお)は劣化します。湿気を含んだり、乾燥したりを繰り返すと、たとえ未使用だったものでもダメになってしまいます。
早速お出かけしようと思ったら、鼻緒が腐っててボロボロになった・・・なんて話もきいたことがあるので、注意したいところです。
どうしても気に入った場合は何度も鼻緒をひっぱり、お出かけする前にも履いてみたほうがいいかと。
mamakoも骨董市やアンティークショップは大好きです。
注意すべきことはいろいろありますが、素敵な一点ものに出会えた時の喜びは新品を買った時とは違ったワクワクがありますよ♪
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